MOSH乗り換え先ガイド|比較と移行5ステップ

MOSHは2026年10月1日に新料金体系へ移行し、FREEプランではページビルダーで作ったLPが公開できなくなります。乗り換えを検討する場合、比較すべきは「決済手数料」「機能の過不足」「移行のしやすさ」の3点です。この記事では、ヨヤクー・STORES予約・リザーブストック・UTAGEの4つを2026年7月時点の公式情報で比較し、顧客への告知文テンプレつきで移行手順まで解説します。

目次

乗り換え先を選ぶ3つの基準

基準1:決済手数料と月額のバランス。 月商が小さいうちは手数料率が、大きくなるほど月額固定費とのバランスが効いてきます。自分の単価と件数で試算してから選ぶのが確実です。

基準2:機能の過不足。 MOSHで使っていた機能(LP公開・予約・決済・メルマガ・顧客管理)が移行先で揃うか。逆に、使っていない機能のために高いプランを契約しないか。

基準3:移行のしやすさ。 顧客への告知、予約ページの作り直し、リンクの張り替えが発生します。無料期間中にMOSHと並行運用できるかも重要です。

乗り換え先候補の比較表

各社公式サイトより(2026年7月時点、税込。最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください)

ヨヤクーSTORES予約リザーブストックUTAGE
無料プランありありあり(決済月3万円まで)なし(14日間無料)
有料プラン月額1,980円〜※19,790円〜5,800円〜21,670円
カード決済手数料5.9%〜3.6%(プラン上位ほど低い)4.9%+99円/件(2026年8月3日より5.5%に変更)決済代行会社(Stripe等)による決済代行会社(Stripe等)による
LP・ページ作成全プランで公開可簡易ページありあり
メール配信500〜15,000通/月プランによる無料版から利用可無制限
月謝・サブスク決済対応予定あり(契約サービス機能)あり

※1 ヨヤクーの月額はライト1,980円(年払いなら月あたり1,480円)、スタンダード3,480円(同2,980円)、ビジネス4,980円(同4,480円)
※リザーブストックは2025年に料金改定あり。プロフェッショナル月5,800円(決済上限30万円/月)、エキスパート月17,400円(同500万円/月)
※STORES予約は2026年8月3日に事前クレジットカード決済手数料が4.9%+99円から5.5%へ変更(公式発表より)

MOSHとの手数料比較(月商別)

MOSHのカード決済手数料は全プラン6.5%+99円/件で固定です。一方ヨヤクーは、プランを上げると手数料が下がる設計です(フリー5.9%+99円→ライト4.9%+99円→スタンダード3.6%+99円→ビジネス3.6%、税別)。

月商別の負担額試算(平均単価5,000円・カード決済。ヨヤクーは月払い料金で計算)

月商別の負担額試算(平均単価5,000円・カード決済。ヨヤクーは月払い料金で、月商に合った最安プランを選んだ場合)

月商決済件数MOSH(全プラン共通)ヨヤクー(最適プラン)差額
5万円10件約4,240円約3,940円(フリー)約300円お得
10万円20件約8,480円約7,880円(フリー)約600円お得
30万円60件約25,440円約15,780円(ビジネス)約9,660円お得
50万円100件約42,400円約22,980円(ビジネス)約19,420円お得
100万円200件約84,800円約40,980円(ビジネス)約43,820円お得

自分の月商に合ったプランを選べば、どの規模でもヨヤクーの方が総額は下がります。特に決済件数が多い場合、ビジネスプラン(月4,980円)は「+99円/件」がかからないため差が大きくなります。

ただし前提として、ヨヤクーのフリープランは広告表示あり・メール配信なし・無料ページ1枚という制約があります。メール配信まで含めて同じ条件で比べると、月商10万円前後ではMOSHのFREEプラン(メルマガ3,000通/月)の方が安くなる場合もあります。自分に必要な機能を先に決めてから、料金を比べるのが確実です。

※ヨヤクーの手数料は税別表示、MOSHは税込表示のため、厳密な比較には消費税分の差があります。

目安として、月商12〜15万円あたりが損益の分岐点です。それ以下ならMOSHのFREEに残る方が安く、それを超えると差が毎月開いていきます。年払いを選べば分岐点はさらに下がります。

タイプ別のおすすめ

月謝・会費で売る人(教室・スクール・サロン) — 毎月決済が発生するため、手数料率の差が積み上がります。サブスク決済の対応状況と手数料を最優先で比較してください(ヨヤクーのサブスク決済は対応予定のため、今すぐ必要な場合は対応済みツールを)。

単発予約が中心の人(セミナー・個別相談・体験会) — LP+申込フォーム+決済が1つで完結するかが効率を左右します。月商が15万円を超えているなら、手数料逓減型のツールへの乗り換えメリットが明確に出ます。

とにかく無料で続けたい人 — MOSHのFREEプランに残るのが第一候補です。LP公開が不要なら、乗り換える必要はありません。無料の代替を探す場合はリザーブストック無料版がありますが、月間決済3万円の上限に注意してください。

MOSHからの移行手順5ステップ(告知文テンプレつき)

ステップ1:現状の棚卸し(30分) — MOSHで公開中のページ、受付中の予約、毎月の決済(月謝等)、顧客リストを書き出します。

ステップ2:移行先で受け皿を作る — 新ツールで同じサービスの予約ページ・決済を作成します。多くのツールに無料期間があるので、MOSHと並行運用しながら準備できます。

ステップ3:顧客に告知する — 移行の最大の山場です。以下のテンプレをそのまま使ってください。

いつもありがとうございます。◯◯(事業名)です。
このたび、予約・お申込みのシステムを変更することになりました。
【お願いしたいこと】
・次回のご予約から、新しいページ(URL)をご利用ください
・(月謝制の場合)お支払い方法の再登録をお願いします。お手数ですが、こちらのご案内(URL)から◯月◯日までにお手続きください
・過去のご予約履歴は(引き継がれます/新システムでは◯◯となります)
ご不明な点はこのメールに返信ください。今後ともよろしくお願いいたします。

ステップ4:切り替え日を決めて両方に掲示 — 「◯月◯日以降のご予約は新ページへ」とMOSH側のプロフィールにも明記し、SNSのプロフィールリンクも張り替えます。

ステップ5:MOSH側を閉じる — 新規受付を停止し、進行中の予約が消化されたら完全移行します。顧客データは移行前に必ずダウンロードしておきます。

よくある質問

Q. 移行にはどれくらいの期間がかかりますか?

A. ページ作成自体は数時間〜数日ですが、顧客への告知と月謝の再登録を含めると2週間〜1ヶ月の並行期間を見ておくと安全です。10月1日から逆算すると、9月上旬までに移行先を決めるのがおすすめです。

Q. 顧客に再登録してもらう必要はありますか?

A. 月謝などの継続課金は、決済システムが変わるため原則として再登録が必要です。単発予約のみの場合は、次回から新しいページを案内するだけで済みます。

Q. MOSHの予約データは移行できますか?

A. ツール間の自動移行機能は一般的にありません。顧客リストを移行前にダウンロードし、新ツールに取り込む形になります。詳細はMOSHサポートへの確認をおすすめします。

Q. 乗り換えず、MOSHのFREEプランに残るのはありですか?

A. 十分ありです。LP公開を使っていなければ、決済・予約・顧客管理は無料のまま続けられます。詳しくはMOSH料金プラン変更まとめをご覧ください。

目次